夢の中へ
今朝はエラく怖い夢を見ました。夜になっても覚えてるぐらい。せっかくなのでここに書きます。夢日記はよくないらしいけど一回ぐらい大丈夫でしょ、たぶん。
まず私は深夜バスに乗りました。どこ行きかはわかりませんが、普通の4列シートです。バスは特に変わったこともなく発車します。
深夜バスに乗ったことある人はわかると思いますが、窓のカーテンってだいたいマジックテープでとめてあったりしてガッチリ閉まってますよね。なのになぜか私のとこだけカーテンが半開きになってて、外の様子がちょっと見えたんです。
私がそれに気づいてなんとなく外を見ると、血まみれの真っ白な顔がひとつ。
そして驚いた私はなぜかとっさにカーテンを全開にします。すると……………
ギャアアアア…… 降りたい…降りたい… 助けて…………………
血まみれの顔はひとつではありませんでした。
おびただしい数の顔はすぐに消え、私が恐怖に震えながらしばらく揺られていると、窓から横転したバスの車体が見えました。先に発車した別のバスが道路から転落していたのです。事故車の乗客の無念があんな現象を引き起こしたのではないかと、私は恐ろしくも悲しい気持ちで目的地に向かいました。
目的地に着くと、私は観光に向かいます。展望台からの眺めを楽しんでいると、私に話しかけてくる人がいました。
「いい景色ですねえ」
お互いに景色を眺めながら和やかに会話を楽しんでいると、その人がひとこと。
「帰りの足は何をお使いに?」
「バスですよ、お金もないんで」
「そうですか……」
いきなりの真剣な声色に違和感を覚え、その人の方に顔を向けると、
「アノバスニハ乗ラナイ方ガイイデスヨ」
真っ白な顔が、私をじっと見つめていました__________。
なんか文章に起こすとしょーもない話ですが、この夢を見て跳ね起きた深夜3時はとんでもなく怖いもんでした。無駄にほん怖のSEとか活用されてて演出もバッチリだったので。そのままお見せできないのが残念です。
深夜バスには妙に因縁があるんです。貧乏旅行には欠かせない移動手段ですし、就職先もこの手の業界。あまり言いふらすことでもないですが、バスの事故で失ってしまった同級生もいます。そんな縁が複雑に絡み合ってこんな夢になってしまったんだとしたら……、この夢にどんな意味があるのか、じっくり考えてみるべきなのかもしれませんね。
代打じゃなくて怠惰の神様になってしまった
ゆき