さめっ さめっ さめさめっ さめにきをつけろっ
こんにちは。お久しぶりです。
しばらく更新してませんでしたが、別にブログに飽きたとか忘れてたとかそういうわけじゃないんです。日常が虚無すぎて書けるようなネタがぜんぜんないんですよ。毎日毎日ベッドと居間とバイト先を行ったり来たりしてるだけなんで。
今日も特におもしろいことがあったわけじゃないんですが、なんとなく気分が乗ったのでゆうべの夢に絡めて恐竜の話でもしようかと思います。
ゆうべの夢がどんなんかというと、カルカロドントサウルスとスピノサウルスに追い掛け回される夢です。本気で死ぬかと思いました。夜中に跳ね起きたんですが、心臓バクバクいってました。
さて、この夢に出てきた2種類の恐竜ですが、どちらも白亜紀中ごろ(9800万年ぐらい前)の北アフリカに生息していた肉食恐竜です。
カルカロドントサウルスは、ジュラ紀のアロサウルスの仲間から進化した恐竜で、全長13mぐらいの巨大なハンターでした。名前の意味は「サメの歯を持つ恐竜」で、その名の通りサメと同じような薄いノコギリ状の歯を持っています。同じ大型肉食恐竜として有名なティラノサウルス類が獲物をかみ砕くための分厚い歯を持っていたこととは対照的です。
この時代、南アメリカにはカルカロドントサウルスと同じような体格、歯を持つ近縁種のギガノトサウルスが生息しており、このことはアフリカ大陸と南アメリカ大陸がこの時代近くまでつながっていたことの証拠と考えられています。
スピノサウルスはメガロサウルスやトルヴォサウルスの仲間から進化した種類で、全長は15m以上に達し、陸上に生息した肉食動物のなかでは史上最大といわれています。ジュラシックパーク3でティラノサウルスをぶっ倒したシーンが有名ですが、実際はあんなたくましい感じではなく、ワニの手足を長くしたようなイメージのつまらない見た目だったらしいです。
この恐竜の大きな特徴は、背中のヒレとワニみたいな長いアゴの2つです。背中のヒレには血管が通っていたようで、ヒレを冷やすことで体温をすぐに下げることができました。暑いアフリカの気候に適応するためには有効な手段だったらしく、同時期のアフリカにはオウラノサウルスなどヒレのある恐竜が他にも生息していました。長いアゴは、先端を水につけ、浅いところを泳ぐ魚を捕まえるのに役立ちました。スピノサウルスは魚をよく食べる恐竜だったようです。鼻の穴がアゴの付け根付近にあるため、息をしながら水中の獲物を狙えました。とはいっても魚一辺倒ではなく、小型の恐竜などを陸上で捕まえることもあったみたいですが。カルカロドントサウルスと獲物をめぐって戦った傷が残った化石も見つかっています。
こんな奴らに追い掛け回されたらたまったもんじゃないですよね。そりゃ眠れなくなりますわ。
ちなみにこいつらの生態は
のエピソード1で見られます。7年前の制作なんでちょっと情報が古いとこもありますけど、プライム特典なんでぜひ。
恐竜は好きだけどほんとに二度とあんな夢見たくない
ゆき